こんばんは、tabekoです!
日曜日(8/21)の歩数:2,563歩(1.3キロ)
※5月からダイエット挑戦中
日曜日は前日のお出かけで疲れてしまったので
朝犬の散歩に出ただけでお家でまったりしていました。
朝はブルーベリーベーグルとソーセージ、卵、サラダで
ゆっくり朝食をいただいて。
後はもうソファと一体になって過ごす1日です。
正欲 朝井リョウ を読了。
これは面白かったですね。
ストーリーとしてもこの先どうなるの?と
とても気になってどんどん読めますのし
テーマもとても興味を惹かれるものでした。
多様性・・それは許容できる範囲の多様性
そこから弾かれた存在の登場人物。
多様性を高らかに唱える登場人物。
自分の正しさだけに固執する登場人物。
他人を貶めることで自分を正当化したい多くの人々。
本当の多様性なんて社会が認めるはずはないような。
読みながら登場人物達と一緒に息苦しく追い詰められて行く感じ。
犯罪となると、という問題も小説では登場人物に預けることによって
ただ善悪ではなく表現できているように感じました。
多様性・・・最近SDGsと共に本当によく聞く、使われる言葉だと思います。
でもずっとモヤモヤしていたんですよね。
既に両方ともマーケティングの戦略になっているなと。
どこでもここでも高らかに唱えられて販促に使われている感じ・・
そうなってくると世間に広く知れ渡って耳目を集めてきてはいるけれど
自分達に都合の良いように利益になるように使っているのでは。
なんだろうな・・・と漠然と違和感を感じていたことを
ストーリーで言語化してくれていて
本当に小説家ってすごいなと思いました。
小説って言いたい事をストーリーや登場人物を使ってどれだけ自然に伝えるかで
ただ登場人物に語らせるだけではわざとらしくて辟易しちゃいますが
小説内の出来事、動きで語るような語らないような感じで伝えて行くっていう
それが成功している小説に出会うと本当に読んで良かったとなります。
こちらの正欲はそれがとても上手くできている小説だなと
本当に考えられて書かれたものだなという気がしました。
朝井リョウさん、まだお若いのにすごいな
そして彼は想像していたよりいつも人間の深部、暗い面を書く人なんだなと
読むたびに思います。
読んで良かったと思える読書時間となりました。
週末の農家さんのお野菜。
今回珍しかったのは生唐辛子です。
真っ赤で綺麗で可愛かったので買ってきました。
赤が綺麗ですよね!このまま日陰で干しています。
上手く乾燥できるでしょうか。
夜は前日のお惣菜のお魚とシュウマイ、焼きなすのお味噌汁に
かぼちゃの煮物、おかひじきの鰹節和えで
読書に熱中してお料理をしなかった日曜日でした。
ごちそうさまー
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