4月〜5月読了

暮らし

こんばんは、tabekoです!

朝ごはんは玄米おにぎりでスタート!

夜も玄米ご飯とセブンのサバの味噌煮と作り置きおかずで
健康食がんばりました!

すっかり放置していましたが、4月と5月の読了は・・・
予約本が一気に来てしまったりして無理やり結構読んだかなと
いう2ヶ月となりましたー

殺戮にいたる病
我孫子 武丸

やばかったです・・・
なんでこの本を予約したのか
予約本は手元に来るまでに結構時間がかかるので
読み始める時はすでになんでこの本をチョイスしたか
全く忘れていることが多いのですが

こちらは本当に何を見て予約したんでしょうか。
本当に救いのない残忍なお話・・・読むのが辛かったです。

最後にえ???という大どんでん返し、トリックがあって
そうとうな驚きがあったので頑張って読み切った甲斐はありましたが・・・

信仰
村田沙耶香

こちらも色々痛い内容で
村田沙耶香さんは3冊めですが本当に独特の世界の捉え方で
いつも驚かされますが今回は短編とエッセイが入り混じっている不思議な1冊
この作品にはかなり作者本人が色濃く反映されているのかなと感じました。

不気味だけれど驚きをいつも感じる設定
その発想力には毎回驚きと本人の頭の中は??という疑問が・・
読んでいる間ずっと考え続けてしまう作家さんです。

サハマンション
チョ・ナムジュ

以前読んだ「82年生まれ 、キム・ジヨン」は
女性が社会的に生きていくことの困難を描いた作品でしたが
今回のサハマンションは近未来の架空の都市の架空の社会のお話で
格差、移民問題などが根底にあるちょっとカズオ・イシグロの作品を
彷彿させるようなお話でした。

リフレイン
五十嵐貴久

こちらもなぜ予約したのか?シリーズです。
全く知識がなく予約したのでこの作者のリカシリーズの
最後から2番めの作品でした。

でもリカシリーズのリカの最初の部分のお話だそうでして・・・

またまたこちらも残忍なひどいお話・・
なんで今回はこんな感じなんでしょうか〜
自分のチョイスがなんか信じられなくなっています。

ペルソナ 脳に潜む闇
中野信子

著者に興味を持って予約した本です。
時系列が逆に進む内容で、でもなんとなくその中でも
ごちゃっとしている感じがして私の知識と読解力では
なかなか読み解けなかったです(^_^;)

ヘルタースケルター
岡崎京子

映画は観てい図ましたが原作漫画は読んだことがなかったのですが
本を物色中の書館で通りがけの棚に見つけて手に取りました。
原作は映画よりユーモアもあって面白かったです。

岡崎京子さん、とても有名だからもちろん知ってはいましたが
読んだことはありませんでした。
でも本当にすごい作家さんですね。

絵の線での表現もストーリーも根底のメッセージも

また何か他の作品も読んでみたいと思いました。

アカペラ
山本文緒

山本文緒さんは大好きな作家さんです。
読んでいないものを全部読みたいなと改めて思ったので
片っ端から予約しています。
もう新刊が出ないのがとても残念です。

そしてこのアカペラ!
あー山本文緒さんってこうだよね〜と思える作品でした。

彼女の作品は本当に普通の日常のようにほっこりしていたのに
最後にえ??という驚きがあることが多いですがこちらもそんなお話。

そして驚いた後に感じる切なさも・・・
彼女の描くせつなさって膝から崩れ落ちるような切なさなんですよね。

今回は今まであまり書いたことのなかったという中編
とても楽しみました。

カウントダウン
山本文緒

そしてまた山本文緒さんの作品
こちらはもう出版された年より20年も前に書いていたものを
加筆修正した作品だそうです。

いつもの山本文緒さんの作品を読むように
どこでひっくり返してくるのか?と疑いながら読んでいたのですが
こちらは最後まで珍しいまっすぐな青春小説でした。

20年前に書いたこのまっすぐな作品を世に出したい気持ちだったのかな?
と読了後にひとり考えてしまいました。

この機会に読んでいない山本文緒作品を他にも予約したので
これから楽しみですが、読み切っちゃうのも怖い気がします。
まあ新めのものはかなり待つのですが。

4月5月も気持ち悪いながらも楽しい読書生活でした。

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